マカの取り過ぎにご用心

マカの健康効果については、多くの面で認識が広がってきています。
しかし、誤った使い方をすると薬が毒になるように、かえって健康を害することを否めません。
過剰に取り過ぎた場合、どのような影響が出るのか確認していきましょう。

もっとも気にしたいのが、過剰摂取によるインスリンへの作用でしょう。
もともとマカは善玉コレステロールをつくり出し、血管を拡張する機能が知られています。
そのため、糖尿病の方に効果があるとされていますが、過剰に摂取することで悪化をさせてしまうので注意が必要です。

また、解毒作用や炭水化物をエネルギーに変える機能がマカにあります。
しかし、過剰摂取により肝臓や腎臓が働きすぎてしい、疲弊して肝機能や腎機能が衰えてしまう恐れがあります。

ほかにも、さまざまなホルモンに関与することから、黄体ホルモンが抑えられることからくる下痢や、男性ホルモンの過剰分泌からニキビの原因となったりすることがあります。
マカアレルギーからくる諸症状が発生することも考えられます。

アブラナ科のマカはアブラナやマカそのものに対してアレルギーのある方は、喘息やかゆみといった一般的な症状から、下痢、腹痛、嘔吐といった症状まで、何らかのアレルギー反応を起こす可能性が強いでしょう。
これらのことを踏まえると、マカも正しく規定の量を守って服用することが大切です。
効果を期待するあまり過剰摂取をすると、健康を害することが確認されています。