マカの副作用

滋養強壮や精力剤、不妊症の治療や更年期障害の予防として使われているマカ。
厳しい自然の高原地帯で自生するマカを摂る場合は、副作用に注意をしなければいけません。
マカには様々な効果が期待されるのですが、決められた量を超えての摂取は体に副作用が出てきてしまいます。

マカはアブラナ科に属する植物のため、キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜にアレルギーがある方は、摂取するとアレルギー症状が出る可能性があります。

また、マカは中枢神経に作用する効果があるため、イライラやストレスなどの症状を改善できます。
ただ、人によっては中枢神経に働きすぎてしまい、頭痛を招いたり不眠の症状が出てきてしまいます。

特に女性にいえることなのですが、マカを摂取すると男性ホルモンの分泌量が増えます。
女性がマカを過剰摂取すると、男性ホルモンの量が急に増えすぎてしまうため、皮脂量が増加しニキビや吹き出ものができることがあります。
また、妊娠をしている女性や授乳中の女性は、マカの摂取は控えるようにしましょう。
マカにはヨウ素が含まれており、赤ちゃんに影響を与えてしまうかもしれません。
マカの胎児や乳児への影響は、今の段階では不明とされているため、安全面を考えてマカの服用はやめておくようにしましょう。

マカを摂取するときは、生のマカは避けることが大切です。
生のマカは消化吸収が難しく、アレルギーが出る場合は強く出てしまいます。
また、下痢や膨満感などの症状が出ることもあります。