マカを乾燥させる加工方法

男女を問わず、滋養強壮やホルモンバランスを整えて、イキイキとした活力のある生活を送るサポートをしてくれるマカは年代や性別を問わず高い人気を誇る健康補助食品です。

マカは南米のペルー原産の高山性植物で、標高４０００メートル以上の高地でしか栽培できないものです。
現地ペルーでは２０００年近くも前からマカは滋養食として普通に食材として食されてきました。
しかし日本国内にいて生のマカを手に入れることは非常に難しく、日本国内で流通しているマカはそのほとんどが粉末のものです。

生のマカを加工する方法としてもっともポピュラーなのが、乾燥させて粉砕する方法です。
収穫した生のマカは、最初に天日干しにされます。
高地の強い日差しに３か月程度天日干しをしてしっかりと水分を抜き、乾燥させるのです。
水分が抜けてしっかり乾燥したマカは生のマカに比べると１５％程度の大きさ、重さになります。
乾燥によって余分な水分が抜けて栄養分がぎゅっと濃縮され、マカが本来持つ甘味が非常に強まります。

乾燥マカはこのままの状態で現地ペルーでは保存食として各家庭に備蓄されており、煮込み料理の食材として利用されています。
日本国内ではこの乾燥マカをさらに粉砕して粉状にしたものが輸入されてきます。
ペルー国内で消費される乾燥マカはマカ丸ごと天日干しにしただけのものですが、日本で輸入されている乾燥マカは、天日干しの後にさらに６０℃ほどの温風に当てさらに乾燥を進めてから、粉砕したものです。

乾燥マカはそのまま水やお湯などの液体に溶かして飲むこともできますが、水に溶けにくく粉っぽさが気になったり、またマカそのものの独特の風味が苦手に感じる人も少なくないようです。
乾燥マカをそのまま摂取するのが難しい場合はマカサプリメントを利用する方がおすすめです。